皆さんは、家づくりをする上で譲れないポイントやこだわりをお持ちですか。
外見がおしゃれな家にしたい、使い勝手の良いキッチンにしたいなど、人によって様々ですよね。 今回は、家づくりの中でもこだわる方が多い「リビング」について、近年のトレンドや間取りについて見ていきましょう。 □広いリビングはなぜ人気なの? 4人家族の場合、リビングはどのくらいの広さにすれば良いかご存じですか。 一般的には、4人家族だと20畳あれば快適に過ごせると言われています。 しかし、近年ではリビングを25畳以上の広さにするご家庭が増えてきています。 ここでは、なぜ最近では広めのリビングが好まれているのか、その背景を見てきましょう。 *家にいる時間が増えた 最初に、広いリビングが人気の理由として「家にいる時間が増えた」ことを挙げます。 新型コロナウイルス感染症の大流行に伴い、外出する頻度はコロナ禍以前よりも減ってしまいました。 その結果として、家で過ごす時間が増え、自宅でヨガを始めたり、家でパーティーを開いたりする方が増えました。 そのため、リビングに対する人々の考え方も変化したのでしょう。 *スマートフォンが普及した 最近ではもはや持っていない方の方が少数派なスマートフォン。 一台あれば映画やテレビを観られたり、ふとした時に調べられたりと便利ですよね。 このスマートフォンの普及により、テレビを部屋に設置するご家庭が減少しました。 そして、部屋の広さがそこまで重要でなくなったため、リビングやダイニングにスペースを設けられるようになったのです。 □25畳の間取りをご紹介! 前節では、近年広めのリビングが人気である背景をご紹介しました。 ここからは、25畳と広めのリビングにおすすめの間取りをご紹介します。 まずは、開放的で明るい横長のLDKをご紹介します。 横長のLDKは、大きめの窓を設置することが可能で、陽の光をたくさん室内に取り込めます。 さらに、続き間を設置しなければ、開放感を感じられる空間となるでしょう。 壁紙やインテリアを白で統一すると、北欧風に仕上げることも可能です。 次に、続き間を設けないLDKで、さらにリビングに大きめの吹き抜けを作れば、まるでリゾートに来たかのような雰囲気を感じられるでしょう。 リビングから吹き抜けを通して二階部分に繋がる階段は、デザインやインテリアにこだわることで個性も演出できます。 このように、広めのリビングは自分なりのアレンジを加えやすいのでおすすめです。 □まとめ 今回は、広めのリビングが近年注目を集めている理由、そしておすすめの間取りをご紹介しました。 注文住宅をこれからご購入予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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部屋の雰囲気を決める上で欠かせないのが「照明選び」です。
照明には様々な種類があり、それらの特徴を活かすことでよりご自身の好みに合った空間に近づくでしょう。 今回は、そんな照明の種類や特徴、そしてリビングをおしゃれにする照明の選び方をご紹介します。 □各照明の特徴をご紹介! 最初に、住まいに使用できる照明の種類、そしてそれらの特徴についていくつかご紹介します。 *シーリングライト シーリングライトは、照明の中でも最もよく使用されるものではないでしょうか。 近年では、明るさや光の色を自由に調節できるLEDシーリングライトも普及しており、様々な用途で使用するリビングにはうってつけの照明ですね。 *ダウンライト 次に、ダウンライトについてご紹介します。 この照明は、器具の部分を天井に埋め込むタイプであり、照明の存在感を無くしたいという方にはおすすめです。 また、部屋を広く、そしてフラットに演出してくれるため、すっきりとした印象の住まいを実現できるでしょう。 *シーリングスポットライト 最後に、シーリングスポットライトについてもご紹介します。 シーリングスポットライトとは、棒状の器具にいくつかのスポットライトが備え付けられている照明器具のことです。 家の中で手軽にスポットライトを楽しめるため、最近ではこの照明器具を選ばれる方も増えてきています。 □新築のリビングをおしゃれにする照明の選び方とは? ここからは、おしゃれなリビングにしたい方におすすめの照明選びをご紹介します。 新築のリビングに適した照明選びをする上で重要な要素は「テイスト」「広さ」「過ごし方」です。 先ほどもご紹介した通り、照明器具にはそれぞれの特徴があり、どんなテイストのリビングを目指しているのかによって最適な照明器具は異なります。 そのため、リビングの完成イメージを明確にした上で、照明選びをすると良いでしょう。 また、リビングの広さによって照明の明るさも調整しなければなりません。 明るすぎず暗すぎず、過ごしやすい明るさを意識しましょう。 さらに、リビングの過ごし方に合わせた照明選びも必要です。 リビングではテレビを観たり仕事をしたりと、様々な用途があります。 その都度明るさや光の色を変えられるよう、照明器具を複数用意しても良いでしょう。 □まとめ 今回は、住まいに使用できる照明の種類と特徴、そしてリビングでおしゃれさを演出する照明の選び方をご紹介しました。 ライフスタイルに合った照明器具を選ぶことは、住まいの暮らしを快適にする上で重要です。 まずは、どんな住まいを実現したいのか、イメージをしっかり持っておくと良いでしょう。 マイホームには、人それぞれ譲れないこだわりがあるかと思いますが、その中でも「外観」に強いこだわりを持つ方は多いのではないでしょうか。
この記事では、住宅の外観で人気のデザインと、外観を決定する際のポイントについてご紹介します。 住宅を購入予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。 □住宅の外観で人気のあるデザインをご紹介! 注文住宅の外観には、様々なデザインがあることはご存じの方も多いでしょう。 しかし、具体的にどのようなバリエーションがあるのか詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。 ここでは、そんな住宅における外観の人気なデザインをいくつかご紹介します。 最初にご紹介するのは「シンプルモダン」なデザインです。 このタイプは、国内で最も多く見られる外観のデザインでしょう。 特徴としては、壁に凹凸が少なくシンプルで、スッキリと洗練された雰囲気があります。 シンプル故に流行にも左右されることが少なく、いつでも多くの方から支持を集めるデザインです。 次に、「和モダン」なデザインも人気のあるタイプです。 どこか「和」を感じさせるデザインの中に、現代風のカラーや様式を取り入れたもので、どんな年齢層の方にも愛されるデザインでしょう。 このタイプは、改装された古民家でも比較的よく見られるタイプです。 この他にも、「南欧風」や「アメリカン」など、海外の建築物を彷彿させるデザインも人気を博しています。 □注文住宅の外観の決め方を解説します! ここからは、住宅の外観を決める際のポイントを3つご紹介します。 まず、外観で失敗したくない方は「色選び」が重要です。 白や黒など一色で統一する、もしくは多くても2色以内にまとめた方が良いでしょう。 それ以上の色を使用すると、場合によっては家が小さく見えてしまうので、特に初めて住宅を購入される方は気をつけましょう。 次に、デザインと形状選びも欠かせません。 前節でご紹介した通り、住宅の外観にはバリエーションがあり、それぞれに特徴があります。 ご自身がイメージされる理想の住まいに合ったデザイン、そして形状を探しましょう。 最後に、外壁の色味や素材選びにも注意しましょう。 外壁も、素材によって防水性や耐用年数などに違いがあるため、外観はもちろん機能性も重視する必要があります。 素材単体だけではなかなかイメージがしづらいため、インターネットや雑誌を使ってイメージを明確化しておくと良いでしょう。 □まとめ 住宅の外観は、その家の第一印象となるため、時間をかけて決めていくべきです。 また、住宅の外観を考える際はご自身のセンスはもちろん、他の家族や業者からのアドバイスも聞いておくことをおすすめします。 これからマイホームの購入を検討中の方は、ぜひ当社までご相談ください。 マイホームには数十年と長い期間住むことになるので、新築住宅の購入で後悔はしたくないですよね。
今回は、新築住宅でよくある後悔と、間取りで後悔しないためのポイントについて見ていきましょう。 □新築住宅でよくある後悔とは? 新築住宅で後悔したくないといっても、どのような点で失敗しがちなのかイメージできないという方もいらっしゃいますよね。 そのため、特に多くの方が後悔しがちなポイントを2つご紹介します。 *収納が足りない まず、新築住宅で多く上がる悩みの1つが「収納が不十分」だということです。 収納スペースは、生活をする上で絶対に必要という訳でもないため、家の間取りを考える際はどうしても優先順位が低くなってしまいます。 すると、住んでから「もっと収納スペースを用意しておけば良かった」と後悔することになるので、収納には余裕を持たせておくと安心でしょう。 *オプションを付け過ぎてしまった 次に、オプションを付けたが実際に住んでみると必要ではなかったという後悔も見られます。 浴室乾燥機や大きめの備え付け食洗機など、住宅購入の際は憧れからついつい付けてしまいがちです。 オプションを付ける際は「本当に必要なのか」をじっくりと検討してから判断しましょう。 □やっておけばよかったと後悔しないためにはここに注意! ここからは、新築の間取りで後悔しないために押さえておくべきポイントをご紹介します。 1つ目のポイントは、「なるべく多くの間取りを見る」ことです。 実家や現在お住まいの住宅だけでなく、雑誌やインターネット等を通じてどのような間取りがあるのか、ご自身がイメージする理想の住まいに近い間取りはどんなものかを把握しましょう。 2つ目のポイントは、「どんなポイントで後悔しがちか」を調べることです。 住宅を建てたことのある先輩やご両親などから、間取りで後悔したことはあるのか、どんなポイントで後悔しているのかを聞いてみましょう。 また、他のご家庭の方々の失敗例なども参考にしてみると、より後悔の少ない快適な住まいに近づけるかもしれません。 このように、新築住宅で後悔しないためには情報収集が最も重要になります。 間取りに関する情報を仕入れておくことで、後々後悔することを避けられるでしょう。 □まとめ 住宅購入は人生で何度も経験するものではないため、なんの情報も仕入れずに行うと失敗しかねません。 そのため、特に住宅の間取りを考える際には、じっくりと時間をかけて慎重に進めることをおすすめします。 新築住宅の購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。 家の「窓」には室内の温度を快適にする役割があることを知っていますか。
機能性の高い窓は夏場や冬場を快適に過ごすためには欠かせません。 ここでは、一年を通して暮らしやすい住まいを実現する「窓断熱」ならではのメリットや、その種類をご紹介します。 □窓断熱ならではのメリットはこれ! 冬場の寒い時期は、暖房で部屋を暖めるご家庭が多いですが、気になるのはその電気代ですよね。 とはいえ、暖房を使わずに冬を越すのは、なかなかできることではありません。 そんな時に活躍するのが「窓断熱」です。 窓断熱によって、室内の暖かい空気を外に逃さず、過ごしやすい室温を保つことが可能です。 また、冬場は窓が結露しやすいですが、これも窓断熱によって防げます。 「窓」は、家の中でも最も熱を逃がしやすい箇所だと言われています。 家の壁は分厚く、また断熱材が使用されているため、そこまで熱を通しません。 しかし、窓は薄くかつ断熱性能の低い素材が使用されているため、室内の熱を逃がしてしまい、逆に外の冷たい空気が侵入する場となってしまいます。 窓を断熱することで、これらを防ぐことができ、さらに結露の防止にも繋がります。 このように、特に冬場の室内を快適な温度に保つことが、窓断熱ならではのメリットと言えるでしょう。 □窓断熱の種類をご紹介! 前節では、窓断熱のメリットについて見てきましたが、では実際にどうやって断熱をするのか気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。 ここでは、そんな窓断熱の種類をご紹介します。 *窓断熱用スプレー 最初にご紹介するのは「窓断熱用スプレー」です。 窓に直接スプレーするだけで、断熱効果を期待できるため、お手軽に利用できるのがポイントです。 さらに、費用も高くはないため、窓断熱をしてみたいという方にはうってつけではないでしょうか。 *窓断熱用シート 次に「窓断熱用シート」も断熱効果を期待できます。 素材はポリエチレンでできており、窓ガラスに直接シートを貼るだけのお手軽なものです。 断熱の仕組みは、この専用シートと窓の間にある空気層によって断熱します。 耐久年数もスプレーより長く、効果も持続しやすいため、費用対効果でも優れているでしょう。 この他にも、「窓断熱用コーティング」や「窓断熱用フィルム」などがあり、これら2つはスプレーやシートと比較しても耐久年数が長くなっています。 □まとめ 本文でもご紹介した通り、窓断熱は室内の温度を保ちつつ、光熱費の削減にも繋がるというメリットがあります。 窓断熱はシートやスプレーなど簡単に導入できるものから、二重窓や断熱ガラスなど住宅建設の段階で取り入れられるものもあります。 住宅購入の際は、ぜひ窓断熱を検討してみてはいかがでしょうか。 「家事室とは、何だろうか」
「家事室に必要な収納数は、それくらいだろうか」 このようにお考えの方は、いらしゃいませんか。 家事室をご検討中の場合は、成功させるためのポイントについて知っておきたいですよね。 そこで今回は、家事室にはどういった特徴があるのか、求められる広さや収納数についてご紹介します。 □「家事室」とはどういったものなのか? 皆さんは、「家事室」についてご存知でしょうか。 家事室とは、例えば洗濯物を干すだけでなくその場で乾かしたり、収納部屋として活用したりできる部屋のことを指します。 近年では、家事室を設置するご家庭も増えてきており、SNSでもご家庭の家事室を取り上げる方がよく見られます。 家事室を実際に設ける前に、まずはそのメリットやデメリットを理解しておきましょう。 ここからは、家事室を設置することのメリットとデメリットをご紹介します。 家事室を設置するメリットとして「家事の効率化を図れる」や「急な来客時も散乱したものをすぐに仕舞える」といったメリットがあります。 一方で、「家事室を設けると他の部屋が窮屈になってしまう」や「家族が家事に参加しなくなる可能性がある」といったデメリットも抱えています。 □家事室に必要な広さや収納数をご紹介! 皆さんは、家事室に必要な広さや収納数についてイメージが湧くでしょうか。 イメージが湧かないという方もいらっしゃいますよね。 そこでここからは、家事室を設置する際に、どのくらいの広さを用意すべきか、また収納数はどのくらい必要なのかについて解説します。 まず、広さを決める際には「何のために使用する部屋なのか」を明確にしましょう。 例えば、洗濯物を干したり乾かしたりするための部屋であれば、3畳から4畳ほど確保すれば十分使用できます。 また、壁を設置しない開放的な家事室を設けるのであれば、1畳ほどのスペースで十分な場合もあり、他の部屋を圧迫しないという利点もあります。 次に、収納数は可能な限り多く設けておくと良いでしょう。 家事室では、収納数が不十分で収納ボックスを購入し、結果として部屋が狭くなってしまったという事例も多く見られます。 天井の高さまであるクローゼットや壁面収納を設けることで、収納不足を補えるでしょう。 □まとめ 今回は、近年注目を集める家事室について、その必要性や失敗しないためのポイントをご紹介しました。 家事専用のスペースがあれば、家事に専念しやすく、また作業効率も高めることが可能になるでしょう。 今回の記事を参考にしてくださると幸いです。 ご不明点がある際は、当社までご相談ください。 皆さんは「耐震等級」という言葉についてどのくらい知っているでしょうか。
特にこれから住宅の購入を検討されている方は、物件の耐震性について関心のある方は多いのではないでしょうか。 今回は、そんな耐震等級の意味と、耐震等級で定められた3つのランクについてご紹介します。 □耐震等級とは一体どういうものなのか? 耐震等級について解説する前に、「耐震」という言葉の意味についてもご説明します。 耐震とは、「地震が発生しても建物が倒壊しないよう施す措置」のことを指します。 日本では頻繁に地震が発生しますよね。 可能な限り地震の被害を最小限に抑えるために、揺れに強い造りにする必要があります。 では、「耐震等級」とは何でしょうか。 「耐震等級」とは、「建物の耐震性能を等級で示したもの」を指します。 これは、どのくらいの規模の地震までなら住宅が損壊しないで耐えうるのかを数値で示したものです。 これは、2000年から制定された「住宅性能行事制度」による基準で評価され、3つの等級によってそれぞれ決められます。 等級は数字が大きいほど耐震性が高くなることを覚えておきましょう。 頻繁に地震が発生する日本では、住宅建築上で不可欠な指標となっていますよ。 □耐震等級の3つのランクについてご紹介! ここまで、「耐震等級」という言葉の意味について解説しました。 ここからは耐震等級で定められたランクについてそれぞれ詳しくご紹介します。 *耐震等級1 最初に、耐震等級1についてご紹介します。 これは、建築基準法で制定された耐震性能で最も低いランクになります。 この等級に位置する建物は、数十年に一度と言われる地震が起きても崩壊しません。 また、数百年に一度の大地震に対しても倒壊しない程度の強度を誇っていますよ。 *耐震等級2 次に、耐震等級2についてご紹介します。 耐震等級2では、耐震等級1と比較しておよそ1.25倍の強度があるものを示します。 また、このランクは「長期優良住宅」としての称号をもらうためには最低限必要になるので覚えておきましょう。 学校や公共施設などの建物では、この等級であるものが多くみられますよ。 *耐震等級3 最後に、耐震等級3についてご紹介します。 耐震等級3では、耐震等級1よりも1.5倍ほどの強度を誇るとされています。 等級制度の中でも最も高いランクであり、仮に震度6や震度7の大地震が発生しても、大きな損壊は受けないほどの耐震性能があるといえるでしょう。 耐震等級3相当の建造物は、消防署や警察署といた防災施設で良くみられます。 □まとめ 今回は、耐震等級の意味や3つのランクについてご紹介しました。 地震の多い日本だからこそ、住宅の耐震性能については購入時に理解しておく必要があります。 住宅の耐震性について分からないことがございましたら、ぜひ当社までご相談ください。 「住宅性能表示における評価対象について知りたい」
「住宅性能表示の必須分野とは何だろうか」 このようにお考えの方はいらしゃいませんか。 安全な暮らしの実現のために、評価対象や必須条件について知っておきたいですよね。 そこで今回は、住宅性能表示で評価される項目と、その必須分野についてご紹介します。 □住宅性能表示における評価対象の分野とは? 最初に、住宅性能表示における評価対象の分野をご紹介します。 1つ目は、「構造の安定性」です。 これは、地震などの自然災害が発生した際に、どの程度の規模まで大きな損傷なく耐えられるのかを示したものです。 耐震性能に対する評価では、等級が3つ設けられており、数字が大きくなるほど耐震性が高くなることを把握しておきましょう。 他にも、大雪や強風に対する評価も設けられています。 2つ目は、「火災時の安全性」です。 例えば、住宅で火災が起きた際に、どの程度安全な場所まで避難がしやすいのかについて評価されています。 加えて、燃え広がりにくいか、近隣住宅へ炎が延焼しないかなども評価されていますよ。 3つ目は、「土台や柱に関する耐久性能」です。 これは、経年による土台や柱の劣化に対して、どのような対策がなされているのかを評価したもので、こちらも数字が大きい方が性能も高くなります。 この他にも、エネルギー消費量に関するものや建物の維持管理の容易さ、遮音性能など、住宅性能表示では10の分野が評価対象となっていますよ。 □必須分野と等級についてもご紹介! 前節では、住宅性能表示における評価対象の分野をいくつかご紹介しました。 実は住宅性能表示では「必須分野」と呼ばれるものが定められているのをご存じでしょうか。 ここからは、住宅性能表示における4つの必須分野をご紹介します。 まず1つ目は、「構造の安定性」です。 これは、耐震性能が3段階、耐風性能が2段階、耐積雪性能が2段階で評価されています。 2つ目は、「劣化の軽減」です。 前節でご紹介した「土台や柱に関する耐久性能」に該当しており、3つの劣化対策ランクが設けられていますよ。 3つ目は、「建物の維持や管理の容易さ」です。 この分野では、ガスや排水管の点検のしやすさや清掃の容易さなどが評価されてします。 こちらも等級が3つのランクに分けられているので確認しておきましょう。 最後に、「温熱環境」も必須分野の1つです。 こちらでは、一次エネルギーの消費量、そして断熱性などの機能性がそれぞれ4段階で評価されていますよ。 □まとめ 住宅性能表示における評価対象の分野について、ご理解頂けたでしょうか。 住宅性能は、二酸化炭素排出削減や災害対策など、国を挙げての政策と密接に関わっており、今後ますます注目される可能性が高いです。 また、住宅がどの程度安全なのかも知れるため、住宅購入の際には意識しておくことをおすすめします。 「建売住宅と自由設計の違いは何だろうか」
このような疑問をお持ちの方は、いらっしゃいませんか。 何が違うのか、どういったものなのかと困ってしまっている方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、建売住宅と自由設計について、それぞれの特徴や注文住宅との違いについてご紹介します。 □建売住宅についてご紹介! 皆さんは、「建売住宅」とは「注文住宅」と何が違うのかご存知でしょうか。 ここでは、建売住宅について、その特徴や注文住宅との違いを踏まえながらご紹介します。 まず、建売住宅の定義は、「新築の分譲住宅と土地がセットになって売られている」ものを指します。 建売住宅では、建物が完成してから販売されるものと、建物を建設中に販売される2つのケースが見られるでしょう。 建売住宅は、ある程度広大な土地を区分けし、同じような造りの住宅が建設されます。 規模は小さいものから街全体を対象とした大規模なものまでさまざまありますよ。 規模の大きい分譲住宅地では、街並みそのものが統一されます。 また、建売住宅では仕様の同じ住宅を建てるため、建設中の住宅でもモデルルームなどから完成後のイメージを把握することができるでしょう。 ただし、注文住宅と比較すると設計に関する自由度が低いです。 購入者自身の希望を反映しきれないといった一面もあるので注意しましょう。 □自由設計とはどのようなものなのか? 先ほどは、「建売住宅」についてご紹介しました。 「建売住宅」についてのイメージは湧いたでしょうか。 ここからは「自由設計」についてご紹介するので、「建売住宅」との違いについて一緒に確認していきましょう。 「自由設計」とは、決められた予算やプランの中で、住宅の間取りを変更できるものを指します。 ただし、あくまで建設会社が自社のコンセプトに沿いながら、間取りだけ購入者が事前に決められる建売住宅を自由設計として売り出しているものです。 建売住宅はすでに建築が完了しているもの、自由設計は建築前に間取りを選べる建売住宅を指しています。 自由設計には間取りを選べるだけでなく、比較的短期である、品質の高い住宅を実現できるといった利点もありますよ。 自由設計であれば、すでに決まった土地で間取りを選べる仕組みなので、スムーズに建築まで進めることが可能であるとといえるでしょう。 □まとめ 今回は、建売住宅と自由設計についてそれぞれの意味や特徴をご紹介しました。 どのような住宅にも、それぞれの魅力があるため、まずはご自身の希望をしっかりと把握した上での住宅選びをおすすめします。 マイホームの購入をご検討中の方は、ぜひ当社までご連絡ください。 住宅や建築におけるエネルギー消費量は社会全体を見てもかなり多いです。
さらに、増加が著しいため省エネ化が注目されています。 近年では一次エネルギーの消費量や外皮性能に関して、建築物全体で新たに基準が設けられました。 今回は、省エネ化の一環として公布された「省エネルギー基準」についてご紹介します。 □省エネルギー基準とは一体何なのか? 皆さんは、2015年に建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律が新たに公布されたことをご存知でしょうか。 これは、新たに「基準適合認定・表示制度」といった措置が加わったものです。 住宅等の建物に関する省エネルギー性能では、「外皮の熱性能」と「一次エネルギー消費量」の2つを基準として評価されているので覚えておきましょう。 ここから、それぞれの評価基準についてさらに詳しくご説明します。 *外皮の熱性能 外皮の熱性能における評価項目では、断熱性に対する評価と、日射遮蔽性能の評価の2種類が存在します。 これらどちらも「外皮部分の総面積」を表すものとなっています。 *一次エネルギーの消費量 次に、一次エネルギーの消費量における評価についてご紹介します。 対象となる住宅において、設計時に算出された一次エネルギー消費量が、基準仕様によって算出された消費量よりも小さくなることが求められます。 この一次エネルギーとは、太陽光などの再生可能エネルギーや、照明等に利用されるエネルギーを意味するので覚えておきましょう。 □仕様基準についてさらにご紹介! 前節で、外皮の熱性能と一次エネルギー消費量についてそれぞれ取り上げました。 ここからは、それらの仕様基準についてさらに詳しく解説します。 外皮の熱性能に関する評価では、壁や床などそれぞれの部分に関して、断熱材の熱抵抗基準値が設けられています。 基準値には、地域による区分も存在し、それによってもある程度数値が変化します。 それぞれで定められた基準値内に収める必要があるので注意しましょう。 一次エネルギーの消費量に関する評価では、「暖房設備及びその効率に関する基準」が設けられています。 こちらも、地域区分によって基準が異なります。 また、暖房方式や運転方式などの違いによっても、基準値が細分化されていますよ。 具体的には、住まい全体を暖房するものか、もしくは居室だけを暖房する設備なのかといった違いがなどが挙げられるでしょう。 加えて、連続した運転なのか否かといった区分もなされています。 □まとめ 今回は、近年交付された省エネルギー基準について、2つの評価基準をご紹介しました。 省エネ住宅では、環境問題解決の一助になります。 また、光熱費の削減や補助金の対象となる可能性もあり、居住者と環境の両方にメリットがあります。 住宅購入をご検討中の方は、ぜひ住宅の省エネルギー性能にも目を向けてみてください。 |